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メルコ社も大阪IRを撤退、首都圏に焦点

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マカオ大手のメルコリゾーツ&エンターテインメントも大阪でのIR参入の継続を中止し、首都圏へのIR参入に注力することを決めた。これで5月時点に7社あった大阪IRの事業者候補は3社に絞られた。

ここにきてIR事業者が大阪・夢洲の開発リスクを避けるようになってきた。夢洲のIR開発には、約50万㎡という広大な用地に加えて大阪万博というタイムリミットを背負わされる。さらに鉄道延伸費用の200億円を負担しなければならない。

今後、東京や愛知なども誘致表明すれば、更なる大阪離脱が進みIR事業者が分散する。この事業者選定は、数社が競い合うことでより良い計画と投資効果を引き出せるものである。

香港メルコ、IR開発は横浜に注力

カジノを含む統合型リゾート(IR)を運営する、香港のメルコリゾーツ&エンターテインメントは18日、日本でのIRの開発候補地として横浜市に注力すると発表した。大阪府・市に対して、IR事業者選定の公募参加を中止する意向を伝えたという。

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(日本経済新聞|2019年9月18日)

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