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大阪IRの懸念、夢洲の万博セット計画に点滅信号

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大阪のIR開業計画に関して懸念が広がりつつある。今年8月に予定されていたIR整備の基本方針の発表が、参院選、天皇継承、元号改正、GW10連休などが重なった理由で来年へと延期になったことで、大阪IRの開業計画に大幅な遅れがでる。

基本方針の遅れは、大阪のみならず、道しるべが定まらない限りIR誘致を検討する自治体も何も準備は進められない。特に大阪は、夢洲の70haという世界的にもずば抜けて広大な土地を一区画で開発しなければならず、建設にかかる時間は膨大だ。現法律では、カジノを先行する部分開業は許されないため、収益の核となるカジノの開業は全体の開業を待たなければならない。

建設計画についても、IRと万博の220haもの同時開発や万博期間前後のIR工事中断などIR建設計画に与える影響は計り知れない。

IR、万博間に合うか 政府「基本方針」先送りへ 大阪府市募る危機感

 統合型リゾート施設(IR)の設置をめぐり、政府が、立地区域の選定基準などを定める「基本方針」の公表を当初予定の今夏から秋以降に先送りすることが確実となった。自治体は基本方針が定まらなければ、事業者公募など本格的な誘致準備に入れない。

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(産経新聞)2019年6月21日

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