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マカオ大手メルコ、大阪夢洲に1兆円超のIR計画を発表

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マカオ大手のメルコリゾーツ社が大阪IRの構想を発表。テーマは「シティー・オブ・フューチャー(未来都市)」。日本の山並みをイメージした建物にカジノやホテル、商業施設、国際会議場などが入り、総投資額は約1兆円超となる。メルコリゾーツは、マカオとフィリピンで大型IR「シティー・オブ・ドリーム」を運営している。

 

港メルコ、大阪IRに1兆円を投資 同社で世界最大規模の施設に

同社として世界最大規模のIRを計画=メルコリゾーツ提供 香港カジノ大手のメルコリゾーツ&エンターテインメントは15日、大阪・夢洲で開業をめざす統合型リゾート(IR)の構想を発表した。総事業費は100億米ドル(約1兆円)超を見込むといい、同社として世界最大規模の施設になるという。大阪でのIR開発が実現すれば、本社機能を大阪に移す計画も明かした。

  同日、ローレンス・ホー最高経営責任者(CEO)が大阪市内で会見を開いた。テーマは「未来の街」。「先進技術や近代的な建築と、歴史・伝統が共存している」(ホーCEO)日本の特徴から着想を得たという。会見で披露したCG映像には大規模な商業施設のほか、電気自動車やドローンも登場。

施設内部のイメージ=メルコリゾーツ提供

「夢洲は(IR用地だけで)70ヘクタールと広大な島。持続可能で来訪者が移動しやすい手段も考える」。自動運転などの最新技術を活用し、同じ夢洲を会場とする2025年大阪万博の方針とも「完璧に合致する」と強調した。

施設の総面積や各種設備の具体的な配置は今後詰める。高層階にホテル、中層階に商業施設、低層階にカジノを想定している。

(日本経済新聞)nikkei.com/article/DGXMZ

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