2024年に完成予定の大阪駅北エリア「うめきた」の第2期開発計画で、都心に広大な森の公園が誕生する。緑豊かな都市公園にそってカフェやショップが並び、公園の外側にはホテルやオフィス、分譲住宅が建設される。アクセス面では、JRとなにわ筋線の2つの駅が乗り入れる。
新しい産業を生み出す「イノベーション(技術革新)」の拠点として、国際的な人材の三次元的な交流を意味する「知のグローバル・ジャンクション」をコンセプトとする。うめきた開発の第1期は2013年に完成した「グランフロント大阪」。
「うめきた2期」開発で大阪・梅田は爆発的に進化 鉄道新駅を建設、IR・万博誘致とも連動
JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」(大阪市北区、約16ヘクタール)の開発事業者が三菱地所、オリックス不動産、阪急電鉄などのグループに決まった。豊かな緑とイノベーションを融合させる計画で、大阪の玄関口が大きく生まれ変わる。訪日外国人客が急増する中、大阪を南北に結ぶ鉄道新線「なにわ筋線」が完成すれば、関西国際空港へのアクセスも向上。大阪を国際都市に飛躍させる上で、「うめきた」への期待は大きい。(牛島要平)