エンターテイメントを柱に、投資の大きさを重要視
松井知事「積極投資を」 カジノ大手CEOと会談
大阪府の松井一郎知事と大阪市の吉村洋文市長は6日、府庁で、マカオのカジノ運営大手「メルコ・リゾーツ&エンターテイメント」のローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)と会談した。松井知事は「大阪にどれだけ投資をしてもらえるかでパートナーを決めたい」と述べ、積極的な投資を呼び掛けた。
ホー会長との会談は2012年、14年に続いて3回目。松井知事は「エンターテインメントを柱とした大きな産業をつくり上げ、大阪を活性化させたい。大阪を愛するパートナーとつくり上げる」と話した。吉村市長は「魅力的な提案を待っている」と求めた。
ホー会長は会談後、記者団に「一緒に取り組むオペレーターとしては私たちが一番だと信じている」と答えた。
府・市は同市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」にカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指している。府・市や地元経済界、有識者による「IR推進会議」が大阪の目指すIRの姿を盛り込んだ基本構想案を12月に取りまとめる予定だ。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170607/20170607026.html