第2回目のIR説明公聴会が18日大阪で開催された。現在、IR実施整備で規定されているカジノ施設フロア面積の上限規制は15,000㎡とされている。この数字はシンガポールを例に導き出されているが、大阪IR開発の投資規模にそぐわないと見直しの要望もあった。
カジノ付き統合型リゾート…大阪で公聴会
政府は18日、カジノ付き統合型リゾート(IR)の具体的な制度設計に向けた説明・公聴会を大阪市内で開き、約80人が参加した。公聴会は17日の東京に続き2回目で、29日までに全国9か所で開催される。
これに対し、誘致を目指す大阪府・市は「マイナンバーカードによる本人確認は、現在の普及の状況では現実的でない」と反論。和歌山県は「施設の規模より質を重視するなど、地域の特性を生かした対応をすべきだ」とし、国際会議場やホテルなど4種類の施設整備を求める要件の見直しを改めて要望した。
(元記事)http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170819-OYO1T50015.html