8日、大阪市内のホテルで夢洲IRを考える「日経IRフォーラム」が開催された。関西ではかつてない大規模のフォーラムで多くの聴講者が参加した。
終日行われたセミナーでは、国会議員や大阪府知事・大阪市長、経済界、各分野の専門家が各テーマごとに講演された。
萩生田自民党幹事長代行は、大阪万博には多くの来訪客が宿泊するためのホテルが必要だと、IRの万博前開業の必要性を説明した。
吉村大阪市長は、国の基本方針の遅れは行政対応でカバーしていくとし、万博前の開業は必須条件とした。
前原衆議院議員は、大阪IRの成功の鍵は「いかに大阪の魅力を世界に発信できるか」だとし、アニメやゲームなどのクールジャパンがキーになるとした。
経済効果や課題議論 大阪でIRフォーラム
カジノを含む統合型リゾート(IR)の関西経済への効果などを議論する「日経 統合型リゾートフォーラム大阪」(主催=日本経済新聞社)が8日、大阪市内で開かれた。約900人が来場。訪日外国人を呼び込む街づくりやギャンブル依存症対策などを議論した。
(日本経済新聞|2019/8/8)