当初、6月から9月に延期されていた大阪IRの事業者選定を年内まで延期する。国のIR基本方針の公表が遅れているためだ。今後の状況次第では、2027年春までの開業予定も大幅に遅れる可能性がある。さらに、コロナウィルス不況の影響で9,300億円の事業開発費も見直される可能性もある。
大阪IR手続き、当面延期 コロナ影響
カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指す大阪府・市は23日、7月の予定だった提案書類の提出期限を当面の間、延長すると発表した。具体的な提出期限は国の基本方針の策定後、方針の内容や新型コロナウイルスの影響を踏まえて決定するとしたが、開業に向けたスケジュールの不透明さが増している。
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(日経新聞|2020年6月23日)