コロナ不況の影響を受け、大阪IRの開業計画は最大で2028年度まで遅れる可能性が出てきた。今年6月に予定されていたIR開発事業者の選定も年内まで先送りとなった。2028年の開業となれば、大阪万博の終了後に約3年の空白期間ができることになる。アフター万博政策とも切り離して計画する可能性が出てきた。
大阪IR、全面開業27~28年度に コロナ禍で遅れ
大阪府・市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)を巡り、松井一郎大阪市長は4日の定例記者会見で、2026年度末までとしていた全面開業が、新型コロナウイルス感染拡大の影響などで27~28年度になるとの見通しを明らかにした。
(2020年6月4日|日経新聞)