大阪府市は、IR整備に関する実施方針に「万博前にIRを開業すること」を条件として期限づけする方針を明かした。折しも、万博開幕を数週間前倒しすることが分かったばかり。工期の短縮はIR事業者を圧迫するのみならず、計画実現にも影響する。 経済界からは、スピードよりも計画実現性を求める声も出ている。
大阪は今後、12月にIR事業者を選定する委員会を設置、事業者決定は来年6月になる見通し。
大阪IR「万博前開業」明記へ 府・市の実施方針案
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す大阪府・市が、事業者に求める条件などをまとめた「実施方針案」に、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)前のIR開業を目指すと明記する方針を固めたことが19日、府・市関係者への取材で分かった。
続きを読む⋙(日本経済新聞|2019年11月19日)