大阪・夢洲IRの開業は、2029年度とする最終的なスケジュールが見えてきた。来年4月に国に申請する区域認定の事業計画で明らかになった。人工島夢洲は、今年に入って土壌汚染や液状化問題が発覚するなど、これに係る対策費用と時間をさらに要することが懸念されていた。また、大阪万博の撤収回復に数か月を要することもIR開業の遅れの要因とされていた。その他にも鉄道延伸や防災対策など人工島夢洲のインフラ整備はまだ多くの課題が残されており、更なる開業の遅れも予想される。
大阪IR、29年度開業めざす 関西企業など20社が出資
大阪府と大阪市が誘致するカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業時期を2029年度とする計画が明らかになった。
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(2021年12月17日|日経新聞)