大阪IRの事業計画は当初予定通り1兆円規模に
コロナ不況の影響で、大阪府市はIR事業者への負担を配慮して当初の開発計画を縮小すると業界内では懸念されていたが、MGM✕オリックスは予定通り1兆円規模の投資計画を進めるようだ。大阪IR基本構想に計上さているIR事業開発費は9,300億円。IR事業者は200億円の地下鉄延伸費も負担する。夢洲のIR開発計画によると、2027~28年頃までにカジノを含むIR主要施設の部分開業を迎え、その後段階的に施設を拡張しながら全面開業を目指す。IR開発用地は49ha。
来週20日にも正式に事業計画が事業者から府市へ提出される。今年9月頃にIR整備事業者として認定し、来年4月までに国の区域認定申請を行う。世界最大規模の大型投資計画は、国の区域選定に有利に働きそうだ。
オリ・MGM 大阪IRに1兆円投資へ
大阪府市が誘致を目指す統合型リゾート施設(IR)に、唯一参入意向を示しているオリックスと米MGMリゾーツ・インターナショナルの連合が、IR整備に1兆円規模の投資を行う方針を固めたことが16日、分かった。
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(2021年7月16日|産経新聞)