横浜市のIR選考レースは、第2次資格審査を通過した2つのコンソーシアムが最終選考へと進んだ。一つは「ゲンティン×セガサミー×鹿島建設」の3社連合、もう一つは「メルコリゾーツ×大成建設」を中心とする連合に絞られた。 最終1社は夏頃に決定される。横浜IRの全容のイメージパースは間もなく明らかになると思われる。また、8月22日の横浜市長選の行方が注目される。
両コンソーシアムの中心となる海外IR事業者について、メルコリゾーツはマカオを中心に「City of Dreams」ブランドを世界に展開しており、来年にはキプロスにIRを開業予定。ゲンティンは、マレーシアを中心に「Resort World」ブランドを世界に展開しており、今月ラスベガスに「Resort World Las Vegas」をオープンしたばかり。
事業者公募2者参加 横浜市、夏めどに選定
横浜市は31日、誘致をめざすカジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、事業者公募(RFP)に対して最終的に2者の応募があったと公表した。今夏をめどに事業者を選び、2022年4月までに国に計画を申請する。
続きを読む⋙(2021年5月31日|日経新聞)