米大手ウィンリゾーツが大阪でプロモーション開催
大阪のIR 進出に意欲 米ウィン・リゾーツ 「非カジノに重点」
米カジノ大手、ウィン・リゾーツ幹部のマイケル・ウィーバー氏は14日、「(東京や横浜に比べ)大阪でのプロジェクトが最も進んでいる」と話し、大阪・夢洲(ゆめしま)に進出する意欲を示した。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)など近隣の娯楽施設と連携して集客したい考え。「ノンゲーミング(非カジノ部門)に重点を置く」と話した。
ウィーバー氏は最高マーケティング責任者(CMO)で、来日して取材に応じた。統合型リゾート施設(IR)の誘致の候補地となっている夢洲は空港やビジネス街も近隣にあることから同社が米ボストンで2019年6月に開業する初の都市型リゾート「ウィン・ボストンハーバー」に立地条件が似ているという。
同施設は約24億ドル(約2700億円)の総工費を投資。このうちインフラ整備の費用は2億ドル(約230億円)だ。
「サイズや規模は大阪のほうが大きい」としており大阪での投資はこれを上回る可能性もある。
カジノ運営でウィン・リゾーツは4位。大阪府は万博開催とあわせてIR誘致に力を入れており、最大手の米ラスベガス・サンズなど他のカジノ大手も大阪進出に向けて府に名乗りを上げている。
(元記事)http://www.nikkei.com/article/DGKKASHD14H5G_14072017LKD000/