長崎県は、ハウステンボスに誘致を目指すIRの運営事業者に「カジノオーストリアインターナショナル」を正式に決定した。昨日の基本協定の締結を受け、今後県と区域整備計画を策定、県議会の議決を経て来年4月までに申請する。
カジノオーストリアは、ヨーロッパを中心に35カ国215施設でカジノ事業を展開する。計画では、ハウステンボスに隣接する約31ヘクタールに既存の施設を活用しながら歌舞伎など日本文化を体験する「ジャパンハウス」や、最大1万2000人を収容できるMICEを整備する。また、7タイプのホテルの運営にはハイアットが参画する。
長崎県、IR運営事業者を決定 20年代後半開業目指す
長崎県は30日、同県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」に誘致をめざす、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の運営事業者に、オーストリア国営企業傘下の「カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン」(東京)を正式に選んだと発表した。
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(2021年8月30日|朝日新聞)