韓国の仁川にあるIR「パラダイスシティ・カジノ」にオールスイートの豪華ホテルが誕生する。2017年4月にオープンしたカジノやホテル、コンベンション施設に加えて、新たに大型のクラブやリゾートプール、温泉スパ、ショッピングモールが新設された。2017年度の来客数は18万人程度だったが、2019年までに年間275万人の来場を見込んでいる。
カジノでは日本のプロモーション企業が2社入っており、ポーカーイベントなどで日本人の集客数を着実に伸ばしている。
韓国・仁川のカジノ統合型リゾート「PARADISE CITY」 さらに豪華に
カジノ、ホテル、国際会議場など北東アジア初の本格的統合型リゾート施設(IR)として韓国・仁川に昨年4月オープンした「PARADISE CITY(パラダイスシティ)」に新たな豪華施設が誕生。21日に新施設でパーティーが開かれる。
58室すべてがスイートルームという豪華ホテルの「ART PARADISO(アートパラディソ)」、まるで地中海にいるような気分に浸れるプールや、仮想空間に癒やされるバーチャルスパなど欧州と韓国のサウナ文化を融合させたスパ施設「CIMER(シメル)」、東洋と西洋が調和した現代アートの巨匠の作品が堪能できる「PARADISE ART SPACE(パラダイスアートスペース)」、K-POPを始め、さまざまなジャンルの音楽が楽しめる北東アジア最大規模のクラブ「CHROMA(クロマ)」など。先日、同所で記者発表が行われ、一部施設がマスコミに公開された。
同施設を運営するパラダイスセガサミーのパク・ビョンリョン代表取締役は「アートとエンターテインメントが組み合わされた新しい観光インフラと韓流コンテンツで、韓国を代表する観光ランドマークとしての地位を確固たるものにしたい」と施設の拡充に自信を見せた。同社は、韓国のパラダイスグループと日本のセガサミーホールディングスとの合弁会社。パラダイスシティは、仁川国際空港からシャトルバスで3分という好立地に恵まれ、これまでに約120万人が訪れている。
(サンケイスポーツ)sanspo.com/pac18091905