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LVサンズ、ラスベガスから撤退でアジアへ注力

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ラスベガスサンズは、ラスベガスの高級カジノホテル「ヴェネチアン」「パラッツィオ」と「サンズエキスポ」を売却する。 売却総額は62.5億ドル(約6,800億円)。 これに伴って、2023年開業予定の「MGS Sphere」からも撤退することになる。

今後、マカオやシンガポールのライセンス継続に必要となる追加投資に備えると見られる。実際にラスベガスサンズグループの総売上の80%以上がマカオとシンガポールで占められており、今後はアジア圏に注力する。

1999年に総工費15億ドルで開業したヴェネチアン・ラスベガスは、故アデルソンCEOが所有するCOMDEXをソフトバンクの孫氏に売却した8.6億ドルが元手となった。その後16億ドルをかけてパラッツィオを開業し、現在は総工費16億円のエンタメアリーナ「MGS Sphere」を建設中であった。さらに現在は、オンラインカジノへの事業拡大も図っている。

米サンズ、ラスベガスから撤退 米事業売却でアジア特化

【ニューヨーク=白岩ひおな】米カジノ大手のラスベガス・サンズは3日、ネバダ州ラスベガスで運営するカジノ事業を米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントと不動産投資信託会社VICIプロパティーズに売却すると発表した。

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(2021年3月4日|日経新聞)

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