長崎IR、官学連携でIR人材育成へ準備会設置
長崎県は、IR誘致に向けて人材育成の拠点となる準備会を設置した。音頭をとる長崎国際大学は、2022年度から「IRマネジメントコース」を開設予定。
人材育成は、IR成功の三大要件の一つとされる。日本IRの人員組織構築計画は、開業の約36ヵ月前から策定を開始し、約24ヵ月前にゲーミング部門のマネージメント職の採用プロセスが始まる。その後、上位職が下位職を採用・教育するプロセスに則って約18ヵ月前にシフトマネージャー等、約12ヵ月前にピットマネージャー・スーパーバイザーを段階的に採用し、約9ヵ月前にカジノディーラーの募集がスタートすると見られる。
*ゲーミング部門の人事開発スキームについてもIGSでは詳しく解説しています。
IR誘致へ人材育成を 長崎県など4者 拠点づくりで準備会
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を見据え、国際観光人材の育成を促進するコンソーシアム(共同事業体)を発足させるため、長崎国際大と県立大、県、佐世保市の4者は26日までに準備会を設置した。行政と教育機関が連携し、育成の拠点づくりを目指す。
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(2021年4月27日|長崎新聞)