米MGM、業績不振も大阪IR参入めざす
大阪IRへの参入を目指すラスベガス大手MGMリゾーツ社の今四半期の売上高は1,795億円となり361億円の赤字となった。それでも大阪IRへの参入意欲に変わりはなく、7月までに事業計画を提案する構え。
大阪IRの候補事業者については、2019年9月までに4社が撤退さらに2020年2月に2社が撤退したことで最終1社のみの単独入札となった。海外のIR成功事例では、複数入札のコンペを行うことでより良い開発計画と投資効果を実現してきただけに、大阪のIR事業者選定は無投票当選となることで交渉イニシアチブが事業者に移ることも懸念される。
大阪府市は、実施方針の改訂に合わせて3月に事業者追加公募を行ったが追加参入はなかった。
なぜ多くの海外IR事業者は大阪から撤退したのか?なぜ追加参入がなかったのか?
*IGSではこれらの理由と経緯についても詳しく解説いたします。
IR参入めざす米MGM、1~3月期は360億円赤字
大阪でのIR(カジノを含む統合型リゾート)参入をめざす米MGMリゾーツ・インターナショナルが28日(日本時間29日)に発表した2021年1~3月期決算は、純損益が361億円の赤字(前年同期は879億円の黒字)だった。 続きを読む≫ (2021年4月29日|朝日新聞)