IR・カジノ情報

IR実施法案、プレイヤー間対戦のポーカーの導入認める

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「公正性を担保できない」として、これまで継続審議にかかっていた顧客間対戦形式のポーカーについて政府は「公正性を管理できる」として設置を認める方向へと転換した。ポーカーの導入により集客力をアップさせたい狙いだ。

ポーカーは世界で最もプレイヤー人口の多いゲームとされ、毎年ラスベガスでは大規模な世界大会も開催されている。近年ではアジア圏でもポーカー大会が頻繁に開催されるようになり、多くの日本人プレイヤーも参加している。また、2007年より日本国内でもポーカーの全日本大会が開催されるなど、ポーカー人気は年々増加している。ポーカーの魅力は、ギャンブル的な要素よりも戦略的なスキルを競い合うゲームの本質にあるようだ。

 

カジノ法案、ポーカー解禁へ 集客力アップ目指す

客同士競い合うが「ディーラーが公正性を管理できる」と判断

 政府は、今国会に提出したカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案で、ポーカーを解禁する方針を固めた。ゲームの公正さを確保するため、当初は偶然の要素が大きいルーレットなどに限って解禁する考えだったが、客同士が競い合うポーカーも、カジノ側で雇用する進行役の「ディーラー」が公正性を管理できると判断した。カジノで人気が高いポーカーの解禁により、IRの集客力アップを期待している。

 IR実施法案は、カジノで提供できるゲームについて▽事業者が公正さを確保できる▽施設内でのみ実施▽偶…

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(毎日新聞)https://mainichi.jp/articles/20180514/k00/00m/010/129000c

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