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公明党、今国会でのIR実施法案成立を後押し

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公明党は、来年春の地方統一選と夏の参院選の大型選挙への影響を避けたい思惑から、今国会期中でのIR実施法案成立を首相官邸に要請した。もともと慎重論の根強い公明党との調整にあぐねていた自民党にとって追い風となりそうだが、依然野党の反発はおさまる気配を見せない。国会正常後も課題は山積しており、先行成立を目指すギャンブル依存対策基本法案の審議難航も予想される。

また、公明党は法案成立に協力することで有力候補地である大阪や神奈川での選挙戦を優位に進めたいという思惑も取りざたされている。まさにIR実施法案は待ったなしのラストチャンスにきている。

 

カジノ・働き方法案で今国会成立を要請 公明、選挙最優先

衆院本会議(5月8日)=共同

公明党が働き方改革関連法案とカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案をめぐり、今国会での成立を首相官邸に要請している。両法案は立憲民主党などの野党が強く反対しており、6月20日までの会期内成立を推し進めれば、与野党が対立しかねない。来年は統一地方選や参院選が控えており、公明党は選挙への影響回避を最優先したい考えだ。

今国会は財務省の公文書改ざん問題などで法案審議が停滞し、公明党幹部は「両法案の会期内成立はギリギリ」と…

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(日本経済新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30473310U8A510C1PP8000/

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