今週末となる10月1日から国内最大3ヵ所とされるIR設置区域の申請受付が始まる。申請期間は来年4月末まで。現時点で公式にIR誘致を表明している自治体は大阪府市、和歌山市、長崎県の3つ。しかし、この3区域が順当に認定されるとは限らない。長崎県ではIR事業者の選考過程に不正疑惑が指摘されており、和歌山市でも計画規模の実現性を疑問視されている。さらに、コロナ禍でのインバウンドの落ち込みや中国政府による中国人のカジノ都市への渡航規制など日本のIR計画が見直される時期がくるかもしれない。
IR計画、10月から自治体申請
カジノを含む統合型リゾート(IR)について、自治体からの整備計画の申請が10月1日から始まる。政府は2022年4月まで受け付け、その後、最大3カ所を選ぶ。
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(2021年9月26日|日本経済新聞)